おしゃれな喫煙スペースの作り方は?デザインと分煙を両立する方法や注意点を解説

自社が管理する施設(オフィス・店舗など)の周辺で路上喫煙が多発し、吸い殻が捨てられる状況に陥り、お悩みの方もいるのではないでしょうか。路上喫煙を抑制するには、おしゃれな喫煙スペースの設置が有効な手段のひとつです。
以前は、喫煙スペースに対して「汚い・臭い・暗い」といったネガティブなイメージを持つ方も多くいましたが、近年はデザイン性の高いおしゃれな喫煙スペースも増えています。
この記事では、おしゃれなデザインの喫煙スペースを構築する際のポイントや注意点を詳しく解説します。
おしゃれな喫煙スペースが求められる理由は?
改正健康増進法の施行に伴い、タバコへの視線は厳しさを増しています。施設周辺での路上喫煙やポイ捨ては、施設やブランドのイメージ低下にも直結するため放置できません。
しかし、「路上喫煙防止条例」や「ポイ捨て禁止条例」など、法令や罰則による強制だけでは限界があります。
そこで有効なのが、行動経済学の「ナッジ理論」を応用したアプローチです。デザイン性や快適性を高めた「入りたくなる喫煙スペース」を用意することで、喫煙者の自発的な利用とマナー向上を促せます。
喫煙者・非喫煙者の双方が快適に過ごせる環境を整えることは、顧客や従業員の満足度向上、ひいては企業価値の底上げにもつながります。
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おしゃれな喫煙スペースとは?
おしゃれな喫煙スペースを目指すのであれば、「開放感」「リラックスできるかどうか」「周辺環境との調和」といった点を考慮してみましょう。
以下では、一例としていくつかのポイントを紹介します。
◇①開放感を生む「ガラス張り・シースルー」のミニマルデザイン

上記画像は、株式会社THKホールディングス様によるクリーンエア・スカンジナビアの「分煙キャビン」の導入事例です。
従来の喫煙スペースには、「壁で遮られた閉鎖的な空間」というイメージがありました。ガラスパーティションなどを用いたシンプルでスタイリッシュな空間を構築することで、従来のイメージを打破できます。
無駄を削ぎ落としたシンプルなミニマルデザインには、視覚的な開放感があります。また、ガラス張り・シースルーのスペースでは密室化が防止されるため、防犯・セキュリティの観点でも有利です。
◇②緑や木目を取り入れた「自然派・リラックス」のラウンジ風デザイン

上記画像は、谷川温泉別邸仙寿庵(株式会社旅館たにがわ)様によるクリーンエア・スカンジナビアの「分煙キャビン」の導入事例です。
タバコを吸うことだけを目的とし、隔離された無機質な喫煙スペースを設置しても、利用者が増加しにくいかもしれません。
「リラックスできる場所」「休憩所」としてデザインされた喫煙スペースであれば、多くの喫煙者に利用してもらいやすいでしょう。具体的には、「植物や自然風景(森林など)のイラストを描く」「木目を取り入れる」「暖色系の照明を採用する」といった工夫を施すことが有効です。
リフレッシュしやすい居心地のよい空間を構築すれば、顧客のリピート率や従業員満足度の向上につながりやすいでしょう。
◇➂周辺環境と一体化させる「コンセプト調和」デザイン

上記画像は、倉敷紡績株式会社様によるクリーンエア・スカンジナビアの「分煙キャビン」の導入事例です。
素材・色味・装飾にこだわり、屋内・屋外の周辺環境と一体化させることも選択肢のひとつです。
屋内の場合は、周囲にあるテナントやインテリアとの調和を重視してください。周辺環境に溶け込むために、ガラス張りのパーティションなどを活用することも検討しましょう。換気設備などを目立たないように美しく組み込み、圧迫感を減らすことも大切です。
屋外では、街並みや建築デザインとの一体感を重視しましょう。また、デザイン性だけではなく、「雨風に耐えられること」も考慮する必要があります。「錆びにくい金属」「防腐防蟻処理を施した木材」など、耐久性がある素材を選択しましょう。日没後も利用できるスペースの場合、フットライトや間接照明で足元を照らし、おしゃれな雰囲気と安全性を両立させてください。
おしゃれな喫煙スペースを構築するには?

設置場所の環境にあった喫煙スペースのデザインが思い浮かばない場合は、近隣にある商業施設やオフィスビルなどを実際に訪れてみるのもよいでしょう。形状や色、パーティションなどの素材、灰皿、広さ(圧迫感がないか)といった要素を直接確認し、デザインの参考にしてみてください。
その際には、日本たばこ産業株式会社(JT)が運営するWebサービス「CLUB JT」の「喫煙所MAP」を利用することも選択肢のひとつです。地図上で喫煙スペースがある場所を確認したり、会員が投稿した写真を表示したりする機能があり、デザイン探しに役立ちます。
また、施設管理者の視点だけで決めるのではなく、喫煙者・非喫煙者(顧客および従業員)の意向を踏まえてデザインすることも重要です。喫煙者にとっての快適さや、非喫煙者が気にするニオイの許容度、動線を事前に調査しましょう。
顧客や従業員に対するアンケート調査などで「施設のどこにあれば利用しやすいか」「どのようなデザインなら入りやすいか」を把握できれば、社内での合意形成(稟議)がスムーズに進み、導入後の満足度を最大化しやすいです。
ただし、ゼロから自由にデザインする場合、多大なコスト・時間がかかります。負担を軽減するために、デザイン性と機能性が担保された「既製品(パッケージ型)」を導入することもご検討ください。
喫煙スペースのデザイン性と分煙性能を両立させるには?
デザイン性(見た目)だけを考慮して喫煙スペースを構築すると、煙やニオイが漏れ出し、運用開始後に周囲から改善を求められるケースがあります。そのため、法令で定められた分煙性能を満たし、喫煙者と非喫煙者の双方が快適に過ごせる環境を整えることが不可欠です。以下ではポイントを紹介します。
◇改正健康増進法の「技術的基準」をクリアする
喫煙スペースを構築・設置する際には、おしゃれなデザインを考えることだけではなく、コンプライアンス(法令遵守)の観点も忘れてはなりません。
改正健康増進法の規定により、屋内では原則として禁煙です。施設の種類によっては、屋内に喫煙スペースを設置することが例外的に許される場合もありますが、厳しい技術的基準を満たす必要があります。
デザインの美しさや開放感を意識しすぎて、吸い込み口の配置や気流の計算を怠ると、喫煙者の出入りに伴って煙が外部へ漏れ出すかもしれません。
法令に違反した(基準を満たさない)場合、まずは行政から指導を受ける可能性があります。改善しなかった場合、勧告・命令・公表といった措置を受けたり、過料を科されたりすることがあります。社名などを公表されると、施設やブランドのイメージが低下し、社会からの信頼を失いかねないため、基準を満たすように設計しましょう。
関連記事:改正健康増進法をわかりやすく解説!喫煙室を設置する条件とは?
◇メンテナンス性や利用人数(サイズ)を考慮する
喫煙スペースを構築する際には、デザインだけではなく、メンテナンス性や利用人数に適したサイズであるかどうかも考慮しましょう。
メンテナンスが疎かにされると、排気システムが正常に稼働していない状況に陥るかもしれません。その結果、壁や床にタバコの粒子状成分(タール・ヤニ)による汚れやニオイが染み付く可能性があります。
定期的なフィルター交換や清掃、灰皿回収など、運用開始後のメンテナンス体制を視野に入れて計画を立案することも重要です。喫煙スペースのベンダーによっては、定期的にメンテナンスを実施してくれるケースもあります。社内の人員に余裕がない場合や手間をかけたくない場合は、設置に加えて運用開始後のメンテナンスも実施してくれるベンダーを選びましょう。
また、同時に利用する想定人数(稼働率)に適したサイズで喫煙スペースを構築することも重要です。デザインがおしゃれでも、狭いスペースでは混雑して快適に利用できません。施設利用者(顧客や従業員)の人数や喫煙率を把握したうえで、余裕をもって収容できる面積の喫煙スペースを設置してください。
関連記事:喫煙所が混雑することで発生する問題とは?モラル低下を防ぐには分煙キャビンの設置を
デザイン性と分煙性能の両立ならクリーンエア・スカンジナビアの「分煙キャビン」が選択肢
おしゃれなデザインと分煙機能を両立したいのであれば、クリーンエア・スカンジナビアの「分煙キャビン」がおすすめです。分煙キャビンは、改正健康増進法に基づく「脱煙機能付き喫煙ブース」に該当します。主な特長は以下のとおりです。
● 100Vのアース付き電源と空きスペースさえあれば屋内のどこにでも設置でき、喫煙専用室のように部屋を確保する必要がない
● 大規模な工事が不要で、高額な費用や長い工期をかけずに導入できる
● 定期的なメンテナンスが実施されており、いつも快適な喫煙環境を維持できる
● タバコの煙が拡散する前に捕集し、独自開発のガスフィルターによってほぼ100%除去※
● 改正健康増進法に則った法律要件の測定やレポートへの対応まで一括してサポート
なお、全モデルが簡易スプリンクラーの取り付けに対応しています。また、基本的には屋内に設置するものですが、屋外への設置の相談も受け付けているので、お気軽にお問い合わせください。
※厳密には、粉塵の捕集率は99.99966%(0.87〜0.11μm)です(スウェーデン王立研究所が2004年3月26日に計測)。
【クリーンエア・スカンジナビアの分煙キャビンの導入事例】
◇Prime 42 BY NEBRASKA FARMS(株式会社ペッパーフードサービス)様

株式会社ペッパーフードサービス様が「Prime 42 BY NEBRASKA FARMS」をオープンする際に導入していただいたものです。製品本体とレストランの壁の色を統一し、室内のインテリアと調和を図っています。
◇株式会社ベルクラシック東京様

株式会社ベルクラシック東京様が運営する結婚式場「ホテルベルクラシック東京」で導入していただきました。喫煙者には存在が認識できるように工夫しつつ、必要のない方には気付かれないデザインです。「喫煙に対するネガティブな印象やお子さまへの影響を考慮し、ドア付きタイプを選択した」とのことです。
◇株式会社THKホールディングス様

株式会社THKホールディングス様がオフィス移転を行う際に導入していただきました。従来の喫煙室が抱えていたニオイ漏れや壁へのヤニ付着を解消しつつ、喫煙スペースを休憩空間の一部として設計できる柔軟性や、サイズ展開の豊富さが決め手となったとのことです。
まとめ
施設周辺での路上喫煙を抑制し、自社のイメージを向上させるためには、おしゃれなデザインの喫煙スペースを設置することが有効です。ただし、見た目だけではなく、法令基準(改正健康増進法で定められている技術的基準)を満たすように設計することが不可欠です。
独自にデザイン・設計することが困難な場合は、喫煙スペースのベンダーが提供するソリューションから、自社に適したものを選択しましょう。
おすすめは、デザインと機能が両立しているクリーンエア・スカンジナビアの喫煙ブース(分煙キャビン)です。おしゃれな喫煙スペースの設置を検討している場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
クリーンエア・スカンジナビアの分煙機(キャビンソリューション)
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