ホテルの喫煙場所におけるルールとは?手軽に設置可能な分煙キャビンで今後のホテル需要への対策を

2022.11.8 分煙

ホテルの喫煙場所におけるルールとは?手軽に設置可能な分煙キャビンで今後のホテル需要への対策を

健康増進法の改正により喫煙のルールが厳しくなり、ホテルでも客室以外は原則屋内禁煙になりました。しかし、喫煙を望む宿泊客もいるため、喫煙者と非喫煙者のどちらにも満足してもらえるよう対策が必要です。

そこで今回は、ホテルでの喫煙場所のルール、喫煙所設置の条件や助成金、分煙キャビンなどについて説明します。喫煙所の設置を検討している事業者の方は、ぜひ参考にしてください。

ホテルの喫煙場所におけるルール



2020年4月に改正健康増進法が全面施行され、旅館やホテルなどの宿泊施設は、客室を除き屋内禁煙が義務付けられました。ホテルの「屋内」とはロビー、宴会場、会議室など人の居住用に提供しない部分を指し、客室は除きます。

ホテルの屋内で喫煙をするためには、喫煙所の設置が必要です。喫煙所は、ただ他の場所と仕切られていれば良いわけではなく、改正健康増進法で定められた条件を満たす必要があります。

ホテルでは喫煙をしたい方に向けて、指定の喫煙場所についての案内を用意しておくとよいでしょう。

◇喫煙所を設置するための条件
喫煙所を設置するための技術的基準は以下の3項目です。

・喫煙所入口の外部から内部への気流が毎秒0.2m以上
・壁・天井による区画分けにより、タバコの煙が喫煙所の外部に漏れないこと
・タバコの煙は屋外に排気されること

喫煙所は20歳以上にしか使えず、清掃を行なう場合でも20歳未満の従業員は立ち入れません。また、喫煙所の出入口には、喫煙可能な場所であること、20歳未満は立ち入り禁止であることの表示が義務付けられています。

また、技術的な基準を守るだけでなく、三ヶ月毎の計測と、それに伴うレポート作成も必要となります。喫煙所は汚れにより、風速が落ちていくこともあるため運営のハードルが高いと感じるかもしれません。

◇国や都道府県からの助成金
事業者が受動喫煙防止対策をする際には、申請すれば国や都道府県から助成金が得られる場合があります。

例えば、厚生労働省による「受動喫煙防止対策助成金」は、職場の受動喫煙を防ぐため、中小企業に喫煙施設整備を推進する目的で設けられました。ホテルの場合は、常時雇用する労働者が100人以下、もしくは資本金5,000万円以下に該当すれば対象です。

助成の対象になる費用は、喫煙所の設置・改修にかかる工費、備品費、設備費などの2/3(主たる業種の産業分類が飲食店以外は1/2)で、100万円を上限としています。

受動喫煙防止対策助成金の詳細は、以下のページを参考にしてください。

参考:厚生労働省『受動喫煙防止対策助成金 職場の受動喫煙防止対策に関する各種支援事業(財政的支援)』

国の助成制度以外にも、都道府県から助成金が下りる場合もあります。例えば、東京都が行なう都内の中小飲食店・宿泊施設を対象とした「受動喫煙対策支援補助金」です。喫煙専用室や指定たばこ専用喫煙室を設置した場合の補助率は2/3で、400万円まで助成されます。

参考:東京都福祉保健局『受動喫煙対策支援補助金について』

東京都に限らず、全国の自治体で類似の助成金があります。助成制度の詳細を知りたい方は、お住まいの自治体のホームページから確認してみてください。

ホテルの客室で喫煙できるか気になっている方は多い

健康増進法の改正によりホテル内での喫煙が厳しくなりましたが、喫煙者の宿泊客も一定数いるでしょう。

改正健康増進法の規制では、客室での喫煙は可能です。そのため、多くのホテルで客室を喫煙可能な部屋(以下喫煙ルームとします)と禁煙の部屋に分けたり、階ごとに喫煙フロアと禁煙フロアに分けたりしています。

しかし、宿泊客のなかには、ホテルではもう喫煙ができなくなったと勘違いしている方がいるかもしれません。また、愛煙家で喫煙ルームがあるホテルを優先的に選ぶ方もいるでしょう。

ホテルで喫煙できるかどうかを気にしている方も多いため、喫煙できるかどうかをホームページなどにわかりやすく提示しておくことをおすすめします。

ホテルの喫煙ルームにおける消臭対策



改正健康増進法では客室での喫煙は禁じられていませんが、タバコを吸った客室には臭いが残ってしまうことも少なくありません。混雑する際は、喫煙ルームに非喫煙者が宿泊する場合があり、また、喫煙者のなかにも他人のタバコの臭いを気にする方もいます。

そのため、ホテルの喫煙ルームでは消臭対策が欠かせません。消臭対策としてはこまめな換気、空気清浄機や消臭スプレーの使用が一般的です。

換気は空気中の臭いを消すのに有効で、換気時間が長いほど効果が上がります。換気扇を回してドアと窓を開け、客室の空気を入れ替えれば、タバコの臭いに限らず食べ物や浴室の臭いなども抑えられるでしょう。

ただし、部屋に残った臭いが強い場合や、短時間しか換気できない場合は、効果が現れにくいため注意が必要です。

空気清浄機には消臭・脱臭効果も期待できるため、各部屋に空気清浄機を設置しておけば、臭いがこもりにくくなります。空気清浄機も空気中を漂う臭いに効果的です。

しかし、なかには消臭・脱臭を得意としない空気清浄機もあるため、製品選びは慎重に行ないましょう。クリーンエア・スカンジナビアの空気清浄機は、高性能フィルターを搭載しており、しっかりと臭いを除去し、空間を快適な空気環境に整えます。

また、客室以外に、アクセスしやすいホテルの共用部に分煙キャビンを設置すれば、室内での喫煙と比較して清掃や換気の手間が軽減されるため、ホテルを経営するうえで大きなメリットがあります。

なお、消臭スプレーのなかには除菌効果を持つタイプもありますが、臭いの根本原因を除去することはできないため、一時的な消臭手段と考えておきましょう。

喫煙専用室が作れなければ分煙キャビンがおすすめ



ホテルの客室は多くの人が利用するため、タバコに限らず臭いの問題が発生しやすくなります。ホテルによっては、喫煙ルームの使用後に客室をクローズして臭いを除去しますが、稼働率が下がり売上の減少につながることもあるでしょう。

客室を喫煙可能にして消臭対策に苦労するよりも、共用部に喫煙専用室を設置したほうが客室の回転率を下げずに済みます。しかし、喫煙専用室の設置には、場所の確保や換気設備の工事が必要なうえ、ヤニの付着による汚れ、臭い漏れなどの問題も考慮しなければなりません。

喫煙専用室を作るのが難しい場合は、技術的基準を満たした脱煙機能付きの喫煙ブース(分煙キャビン)を設置する方法もあります。厚生労働省が定める分煙キャビンの技術的基準は以下の3項目です。

1.総揮発性有機化合物の除去率が95%以上
2.当該装置により浄化され、室外に排出される空気中の浮遊粉じん量が0.015mg/m3以下
3.出入口で、室外から室内に流入する空気の気流が0.2m/秒以上

出典:厚生労働省「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」

クリーンエア・スカンジナビアの分煙キャビンは、基準のいずれにも抵触しないのはもちろん、排出空気の浮遊粉じん量は基準を大幅に下回り平均0.000mg/m3を誇ります。

また、タバコの煙は粒子成分とガス状成分に分けられますが、これまではガス状成分の除去が困難でした。しかし、クリーンエア・スカンジナビアの分煙キャビンなら、独自に開発したガスフィルターでガス状成分も99.9%以上除去します。

なかには、法律で決められた基準を満たしていても臭いが漏れるケースがありますが、クリーンエア・スカンジナビアの分煙キャビンなら、その心配もいりません。

さらに、100Vの電源があればどこでも設置可能で、部屋の確保や設備工事の必要がなく、手軽に導入できます。

サイズはコンパクトな2人用からゆったりくつろげる8人用まで用意されており、ホテルの規模に合わせて対応可能です。導入後は専門スタッフが定期的に訪問点検するため、法律要件をクリアした環境の維持や、法律要件のクリアを証明するレポート作成もクリーンエア・スカンジナビアが代行するため手間も省けます。

クリーンエア・スカンジナビアの分煙キャビンについてより詳しく知りたい方は、こちらのページを参考にしてください。

まとめ

健康増進法の改正で、ホテルの屋内は原則禁煙になりましたが、客室では喫煙できます。しかし、喫煙ルームは臭いが残りやすく消臭対策が必要になるため、喫煙者以外の利用も考慮すると喫煙所の設置がおすすめです。

クリーンエア・スカンジナビアの分煙キャビンは電源が確保できれば、工事不要でどこにでも設置できます。国や都道府県からの助成金制度もあるため、ホテル内の分煙を検討している方は、クリーンエア・スカンジナビアの分煙キャビンを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。