「株式会社ベルクラシック東京」の分煙機(喫煙ブース)、空気清浄機(エアクリーナー)の導入事例

導入事例株式会社ベルクラシック東京

株式会社ベルクラシック東京

施設概要

株式会社ベルクラシック東京
会社名
株式会社ベルクラシック東京
URL
https://hotel-bellclassic.co.jp/about/corporate.html
所在地
東京都豊島区南大塚3-33-6
事業内容
婚礼、宿泊、レストラン・宴会等
◆ご導入機種/台数
QleanAir SF Forum 3台

ご導入の経緯

ホテルベルクラシック東京 中根支配人にお話をうかがいました。

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クリーンエア・スカンジナビアの喫煙ブースを導入したのは、約5年前のことです。
従来の喫煙所といえば、一室に多くの人が集まり、煙の捕集が十分でないために壁が変色したり、ベタついたりするなどの課題がありました。煙がこもりすぎて窓を開けるお客様もおり、その結果、近隣へのご迷惑や、建物内への煙の逆流によって他のお客様に不快な思いをさせてしまうこともありました。

しかし、クリーンエア・スカンジナビアの喫煙ブースでは、そうした心配が一切ありません。
同じフロアにあってもにおいが漏れず、「喫煙所があることに気づかれないほど」快適な環境が保たれています。実のところ、私自身もこの製品が設置されていることにしばらく気づきませんでした。

8階

喫煙室といえば、喫煙者がいないときでもにおいが残るのが当たり前という認識でしたが、こちらはまったく無臭です。さらに、灰皿の回収やフィルター交換といったサービスも含まれており、現場での作業負担がほとんどありません。そのため、そこに喫煙ブースがあることすら意識しなかったのです。

においがしないことこそが最高の性能の証左であり、現場の手間がかからないことが理想の姿。まさに“陰の立役者”といえる存在ですね。メーカーとしては少々複雑な気持ちかもしれません(笑)。

また、換気扇が不要という点も大きなメリットです。外部へのダクト工事はコスト面でも避けたかったですし、特に地下への設置を考えると頭を悩ませる要因でした。加えて、フロアデザインを柔軟に変えていくという私たちのビジネス戦略上、設置場所を選ばず、移設や原状復帰も容易である点は大きな利点です。まさに、使い勝手と柔軟性の両立を実現してくれています。

4階

一方で、私どものような商材では「喫煙」というコンセプトとの相性が良いとは言えません。
私がプランナーとしてお客様と向き合っていた10年前は、喫煙室の存在自体がポジティブな要素でしたが、時代とともに喫煙に対する考え方も変化し、今では「喫煙所がある」ことが必ずしも好意的に受け取られるわけではありません。かといって、喫煙に関するソリューションを持たないのも、お客様にご不便をおかけしてしまいます。

そのため、クリーンエア・スカンジナビアの喫煙ブースを設置した各フロアには、それぞれテーマを設け、内装を工夫して“喫煙スペースを目立たせない”設計にしています。必要な方にはすぐわかる一方で、必要のない方には気づかれない──そんなバランスを意識しました。喫煙に対するネガティブな印象やお子さまへの影響を考慮し、あえてドア付きタイプを選んだのもそのためです。

地下1階

もともと喫煙者のマナーは向上していると感じていますが、ドア付きにしたことで喫煙者を確実にブース内へ誘導でき、煙をより確実に捕集できていると思います。ドアのない開放的なブースも魅力的ですが、初見の方が驚かれることもありますし、お子さまの目に触れにくくする点でも意義があると考えています。

さらに、普段は照明が消え、人が入室したときだけセンサーで点灯する設計も面白いと感じています。省エネ効果はもちろん、「人が入った瞬間に存在感が生まれる」という考え方にも共感しています。

SF Forum 内部

多様な方が訪れる施設としては、「利便性を保ちながら、いかに存在感を消すか」という点が、現代の喫煙所に求められる価値だと思います。煙を捕集するという性能面はもちろん、空間としての調和も欠かせません。
その意味で、クリーンエア・スカンジナビアの製品は私たちの要望を高い水準で満たしており、非常に満足しています。

ホテルベルクラシック東京 婚礼部 マーケティング・ソリューション部 支配人 中根 様