空気環境について

2021年10月14日

オフィスの換気の必要性は?窓が開かない部屋での換気方法も解説

気持ち良くオフィスで過ごすためには、換気による空気の入れ替えが大切です。

特に、現在は新型コロナウイルスの影響から、感染対策として飲食店やオフィスなどの人が密集しやすい場所における換気の必要性が高まっています。そのため、オフィスの換気を今まで以上に意識する方も増えたのではないでしょうか。

この記事では、オフィスでの換気の必要性や、窓が開かない部屋での換気方法を解説します。また、換気と組み合わせて使える空気清浄機も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

オフィスの換気の必要性

オフィスには、そこで働く人々が安全に過ごせるよう、空気環境に一定の基準が設けられています。そのため、オフィスにおいて換気の必要性は高いといえるでしょう。

ここでは、オフィスの快適な空気環境や、換気しない場合にどういったことが起こるのかを解説します。

◇オフィス内の快適な空気とは?
厚生労働省により、オフィス内の空気環境基準は以下のように定められています。

・浮遊粉塵の量が0.15 mg/m3以下
・一酸化炭素の含有率が10 ppm以下
・二酸化炭素の含有率が1,000 ppm以下
・温度が17度以上28度以下
・相対湿度が40%以上70%以下
・気流が0.5 m/秒以下
・ホルムアルデヒドの量が0.08 ppm以下

オフィスビルなどには、空気環境基準に適合した換気設備が設置されています。換気のために窓が設置されていることもありますが、オフィスビルなどでは効率良く仕事ができるように窓を締め切っていることが大半です。

そのため、空調システムを用いて空気を循環させるのが一般的です。

なお、空調システムを用いるとはいっても、残念ながらエアコンでは換気ができません。エアコンは室内の空気を吸い込み、その空気を冷やしたり暖かくしたりしたあとに、空気を部屋に戻す機械です。

そのため、オフィス内で快適な空気を作るには、エアコンで温度や湿度を調整しつつ、定期的な換気が必要です。
◇オフィスを換気しないとどうなる?
オフィスでは、1つの部屋に人が密集して業務を行うため、オフィスを換気しないと室内に二酸化炭素や一酸化炭素が充満し、酸素濃度が低下します。これが頭痛やめまいの原因となり、従業員の健康に悪影響をおよぼすおそれがあります。

また、オフィスを換気できずに空気がこもると、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染リスクが高まります。ウイルスの感染拡大を防ぐためにも、定期的な換気が必要です。

オフィス内の空気にも、目に見えないハウスダストやアレルギー物質が混入している可能性があります。定期的な換気を怠り、これら有害物質の濃度が上昇すると、アレルギーを発症したり、アレルギー体質の方は症状が悪化したりする可能性もあります。
オフィスを換気する方法

効率良くオフィスを換気するためには、どのような換気方法があるのでしょうか。
本章では、換気の種類とその特徴を詳しく解説します。

◇自然換気
自然換気とは、空気を屋内に取り入れる「給気」や、室内の空気を外に出す「排気」に機械的な動力を使わず、窓や扉を開けて外気と室内の空気を入れ替える方法です。

自然換気には、空気の流れを利用した「風力換気」と、室外と室内の温度差による空気の流れを利用した「温度差換気」があります。

自然換気は他よりも簡単でシンプルな換気方法ですが、季節や天候、風向きによってはうまく空気を入れ替えられない場合もあるため、注意が必要です。
◇機械換気
機械換気とは、換気扇や扇風機などの機械を使い、室内の空気を入れ替える方法です。機械換気には、次の3種類があります。

・第一種換気
第一種換気とは、給気と排気の両方をファンなどの機械で行う方法です。用いる機械によって1時間あたりの換気風量が異なるため、その部屋に合った機械を設置すれば、空気環境を管理しやすくなります。

なお、この換気方法は、オフィスビルや映画館、高気密高断熱住宅などに多く取り入れられています。

・第二種換気
第二種換気とは、給気をファンなどの機械で行い、排気を自然換気(排気口から排出)する方法です。機械による給気で室内の空気圧が高まり、室外の汚れた空気が入らなくなるため、工場のクリーンルームや手術室で多く使われています。(陽圧・正圧)

「陽圧」についてはこちらをご覧ください。

・第三種換気
第三種換気とは、給気を自然換気(給気口)で行い、排気はファンなどの機械で行う方法です。室内の空気を機械で強制的に排出させるため、室内の空気圧は低くなり、室内の空気が周囲に流出しにくいのが特徴です。(陰圧・負圧)

「陰圧」についてはこちらをご覧ください。

この換気方法は、ニオイや熱気が他の空間に広がりにくいため、住宅のキッチンやトイレ、風呂で多く使われています。

また、感染病棟も排気をHEPAフィルターで浄化する必要がありますが、同様の方式です。
オフィスを換気するときのポイント

オフィスで気持ち良く過ごすために、換気するときのポイントを4つ紹介します。

◇窓やドアを開けて定期的に換気する
窓やドアを開けて定期的に換気しましょう。窓は1ヵ所だけ開けるのではなく、部屋の対角にある窓も同時に開けると、効率的に換気できます。

換気する時間は、1回5~10分ほどが目安です。30分ごとに5分ほどのペースでこまめに換気すると、効果がより高まるでしょう。
◇エアコンなど空調設備のフィルターを定期的に掃除、交換する
エアコンなどの空調設備は、フィルターにホコリや汚れが詰まったままだと、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。そのため、フィルターの掃除、交換は定期的に行いましょう。

クリーニング業界では、フィルターの掃除頻度の目安を月に2回としています。エアコンフィルターの交換は、使用頻度にもよりますが2年に1度を目安に行うとよいでしょう。
◇大きなビルなどの場合は、管理会社に確認、相談する
10階建て以上の大きなビルなどは、大型の機械によって換気を行うケースが多くなっています。その場合、ビルの利用者が入れない機械室などに換気設備が設置されているため、オフィスで働く従業員が勝手に換気設備を操作することはできません。

そのビルの換気設備がどのタイプかを管理会社に確認し、従業員が操作できない場合は管理会社に相談して調節してもらいましょう。
◇窓が開かないオフィスでは、サーキュレーターや空気清浄機を活用する
窓が開かないオフィスでは、サーキュレーターや空気清浄機で換気を行いましょう。

サーキュレーターとは、扇風機のようなファンで直線的に風を送り、空気を循環させる機械のことです。一方の空気清浄機は、フィルターによって空気の汚れを物理的にキャッチし、きれいになった空気を循環させます。給気場所の近くに置くと空気の清浄効率が下がるため、窓やドアから離れた場所に置いてください。
オフィスの換気には、クリーンエア・スカンジナビアのQleanAir FS 30 HEPAを

オフィスの換気なら、クリーンエア・スカンジナビアの空気清浄機「QleanAir FS 30 HEPA」がおすすめです。QleanAir FS 30 HEPAは高性能フィルター「HEPA14フィルター」を使っており、室内のウイルスや細菌、大気汚染物質を捕集することで空気を浄化していきます。

ファンモーターの音を最小限に抑えるなど静音性に優れているため、オフィス内でも従業員の作業の妨げにならないでしょう。オフィスの空気環境を整え、従業員の生産性を高めるためにも、QleanAir FS 30 HEPAの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

QleanAir FS 30 HEPAに関するより詳しい情報は、こちらのページでご確認ください。

まとめ

オフィスの換気は、新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策にも有効ですが、それ以前に、従業員の体調や生産性を保つために必須のものです。換気の正しい知識を身に付け、効率良く換気することで快適なオフィス環境を作りましょう。

クリーンエア・スカンジナビアの空気清浄機に関する情報は、ぜひこちらからご確認ください。

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