空気環境について

2021年2月26日

ウイルスの大きさは?増殖の仕方や感染予防も解説

インフルエンザをはじめとするさまざまな感染症の原因として知られ、目には見えない非常に微小な病原体であるウイルス。同じく肉眼で見えず、各種感染症の原因として広く知られる細菌と並び、人類の歴史の中でも正体不明の脅威として長く恐れられてきました。
この記事では、ウイルスの大きさや細菌との比較、ウイルス増殖の仕組みや感染を防ぐ具体的な対策についてご紹介します。

ウイルスと細菌の大きさ

ウイルスは非常に小さく、人による目視確認ができないものであることは、ほとんどの方がご存じかと思います。ここではウイルスの大きさについてくわしくご説明しながら、同じような病原体として認識されがちな細菌との違いもご紹介します。

・ウイルスの大きさ
ウイルスは現存する生物の中でもっとも小さい個体を持ち、他の生物のように細胞から成り立っていません。このため単独では生存できず、生きのびるためには他の生物の細胞に侵入する必要があります。ウイルスは生物の細胞内で増殖して隣の細胞へ、また隣の細胞へという形で次々と侵入を続けます。これによって生物が病気を起こすウイルスも数多くあり、それらが「病原性ウイルス」と呼ばれるものです。
代表的な病原性ウイルスであるインフルエンザウイルスや新型コロナウイルスのの大きさは直径0.1μm程度といわれており、一般的な細菌の10分の1ほど、また人の赤血球の60分の1~80分の1ほどとたいへん微小です。

・細菌の大きさ
細菌とは、1個の細胞から成り立っている「単細胞生物」の一種です。ウイルスとは異なり、水分や栄養素を摂取すれば単独で生存することが可能です。しかし、人体に侵入すると健康に悪影響を及ぼす細菌もあります。その反面、乳酸菌や納豆菌など人体に有益な細菌も存在します。
人の健康に悪影響を及ぼすとされる細菌では病原性大腸菌や結核菌、コレラ菌などが知られています。
細菌の大きさですが、球状の形で知られるブドウ球菌を例に挙げると直径1.0µmほどでウイルスの10倍ほどです。しかし、それでも非常に微小なため人の肉眼で見ることはできません。

ウイルスの構造

インフルエンザや新型コロナウイルス感染症、ウイルス性胃腸炎などを引き起こすウイルスは、細菌のように細胞からは成り立っていません。ウイルスのおもな構造は、下図のようになっています。

※上図の構造と異なる場合もあります

一般的な生物が持つ細胞とは異なり、基本的には核酸と呼ばれる遺伝子を含む部分と、それを取り巻くカプシドというたんぱく質のみでできています。ただしインフルエンザウイルスをはじめとする一部のウイルスでは、上図のように核酸・カプシドの周囲をエンベロープと呼ばれる脂質が覆っています。

ウイルスの増殖の仕方と治療法

病原性ウイルスは、生物の細胞に侵入し増殖を続けることで病気を引き起こします。ここでは、ウイルスの増殖の仕組みや、人がウイルス感染した場合の対処法について解説します。

・増殖の仕組み
先に述べたとおり、ウイルスは単独では生存できないため、他の生物の細胞の中でなければ生きていけません。空気中を漂っているウイルスはとても弱く、寿命も比較的短命です。このため、ウイルスは生物の細胞に侵入することで、持っている遺伝子によって自己複製を繰り返して増殖し生存します。細胞に寄生することで、細胞内のたんぱく質などを利用して複製をしなければ生きのびられない生物だと考えると良いでしょう。
ただし、単独では生存できない個体であることから「ウイルスは生物に含まれない」という説もあります。

・ウイルスに感染したときの治療法
ウイルスに感染して病気になった場合は、重症でなければ他者への感染を予防しながら十分な休養と栄養をとり、安静にして症状が治まるのを待つことが最善の対処法です。ウイルス自体をすぐに全数死滅させられる治療法は基本的にはなく、一部特定のウイルスを対象にその増殖をある程度抑えられる「抗ウイルス薬」はありますが、その種類も限定的です。
また、ウイルスに感染しても発症を防いだり、症状を軽く抑えたりできるワクチンの予防接種を受けておく方法が有用です。ウイルス性疾患を予防できるワクチンではインフルエンザワクチンがよく知られていますが、他のウイルス性疾患にも各ウイルスに適したさまざまなワクチンが存在します。

ウイルスに感染しないための予防法

季節によって大流行することもあるインフルエンザやノロウイルスへの感染は、どのように予防すれば良いのでしょうか。ここでは、ウイルス性疾患を防ぐための基本的な感染予防についてご紹介します。

・清潔な状態を維持する
手をよく洗う、食器や調理器具をつねにきれいに保つなど、つねに適正な衛生管理を実施しましょう。

・基礎体力を落とさないよう健康管理に気を付ける
体力を落とすことのないよう、十分な睡眠をとりバランスの良い食事を心がけましょう。また適度な運動をする習慣を付けることも有用です。

・空気清浄機を取り入れ室内の空気を浄化する
たばこやペットのにおいに効果的とされる空気清浄機ですが、近年は細菌やウイルス予防の可能性も指摘されている高性能なフィルターを備えた製品も増えています。室内では空気清浄機を稼働させてウイルス予防を行い、ときどき換気をして空気の入れ替えを行うことも併用しましょう。

職場に最適なQleanAir FS 30

クリーンエア・スカンジナビアでは、オフィスへの設置に最適な高性能空気清浄機をご提供しています。オフィスのウイルス対策におすすめのクリーンエア・スカンジナビアの空気清浄機「QleanAir FS 30 HEPA」の特徴は、以下のとおりです。

・ウイルス対策にも有用な高性能フィルター
QleanAir FS 30 HEPAが採用しているのは、欧州フィルター規格「EN1822」の「H14」グレードであるHEPA 14フィルターです。手術室のように常時清浄でなくてはならない空気環境でも、細菌・ウイルスなど微小な物質も最小限に抑えることが可能。HEPA 14フィルターは、捕集が困難とされる大きさ0.1µm~0.2µmの粉塵に対しての濾過効率が99.995%以上と、とても高性能です。また、サイズがMPPSよりも大きい粒子または小さな粒子の場合、さらに高い濾過効率を実現可能です。

・常時稼働しても気にならない動作音
QleanAir FS 30 HEPAは高性能なだけでなく、音が静かな点もオフィス設置に適しています。空気清浄機は常時稼働させることが前提となりますが、動作音が大きければストレスにもなり得ます。
パワフルな性能と静かな音量を兼ね備えたQleanAir FS 30 HEPAは、オフィスや教育機関、ホテルや医療施設など適切なウイルス対策が求められる室内への設置に最適です。

まとめ

「細菌とウイルスはよく似たもの」と思っていた方も、多いのではないでしょうか。しかし、それぞれの大きさがずいぶんと異なるだけでなく、生物としての成り立ちもまったく違っているのです。
とはいっても、感染予防の手段は細菌とウイルスでは多くの共通点があります。空気清浄機による除去効果が期待できる点も、その1つ。オフィスでの感染予防に、ウイルス対策としても有用なクリーンエア・スカンジナビアの空気清浄機をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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