空気環境について

2021年2月26日

粉塵が健康に及ぼす悪影響とは?浮遊粉塵は空気清浄機で除去を

空気中にはさまざまな物質が浮遊しており、私たちは呼吸によってそれらを体内に取り込まないよう、鼻の毛や粘膜などで防御を行っています。しかし、空気中の物質の細かい粒子を完全に防ぐことはむずかしく、それらの一部が肺に吸い込まれてしまうこともあります。
この記事では、空気中に浮遊しているさまざまな物質のうち粒子の細かい「粉塵」についてご説明し、粉塵を吸引した場合の健康への悪影響や、空気中の粉塵を効果的に除去する方法をご紹介します。

粉塵の健康への悪影響

さて、空気中の浮遊物質のなかで「粉塵」と呼ばれているのはどのようなものなのでしょうか。また、粉塵を人が吸い込んでしまうことによって健康が損なわれることはあり得るのでしょうか。ここでは、粉塵の概要や、粉塵と人の健康の関係性についてご紹介します。

・粉塵とは
粉塵とは「ダスト」とも呼ばれ、空気中に浮遊している固体の細かい粒子状の物質すべてについての名称です。特定の物質を指すのではなく、さまざまな大きさや成分の粉塵があります。10μm以上など、粉塵のなかでも粒子が大きめのものは「ばいじん」とも呼ばれます。また10μm以下の細かい浮遊粉塵は『浮遊粒子状物質』『SPM』と呼ばれることがあります。浮遊粒子状物質のなかでも特に粉径2.5μm以下と小さなものは『PM2.5』と呼ばれ、健康に大きな影響を及ぼす可能性があるとして規制も設けられています。

・人が粉塵を吸い込むとどうなる
空気中の粉塵は粒子が細かく、鼻の毛や粘膜での防御には限界があります。このため細かい粉塵を、人は生活の中で呼吸によって少しずつ吸い込んでしまいます。吸い込まれた粉塵は肺などの体内に蓄積され、それらに含まれる物質が健康に悪影響を及ぼすことがあります。

大気汚染防止法において粉塵は、「物の破砕、選別その他の機械的処理又はたい積に伴い発生し、又は飛散する物質」とされています。また同法では粉塵を含有物質物質によって「特定粉じん」と「一般粉じん」に分類しており、特に人の健康への悪影響が指摘されている『石綿(アスベスト)』は、平成元年(1989年)に「特定粉じん」として指定されています。「特定粉じん」については、工場や事業場における大気中の濃度に規制が設けられています。「特定粉じん」以外の粉塵は「一般粉じん」とされ、それらの使用や管理についても、一定の基準が設けられています。
また労働安全衛生法においても、健康被害防止の目的で粉塵の規制を実施しています。

粉塵の種類

粉塵にはさまざまな物質から成るものがありますが、物質による分類は大きく以下の2つとされています。

・無機粉塵
鉱物から成る粉塵は、「無機粉塵」と呼ばれます。分かりやすく言うと、石や岩などの鉱物が細かい粒子上に砕かれ、空気中を浮遊しているものと考えると良いでしょう。

・有機粉塵
こちらは木材や動物の毛、花粉など生物(有機物)由来の物質から成る粉塵です。

粉塵が引き起こす疾病

粉塵を人が吸い込むことや、人の身体に接触したりすることにより、どのような疾病が引き起こされるのでしょうか。ここでは、粉塵の吸引や接触による具体的な健康被害の種類についてもご紹介します。

・じん肺
粉塵を長期間吸い込み続けることによって肺の中に粉塵が滞留し、肺の中の器官である肺胞やその周辺に繊維組織を増やしてしまいます。その影響で肺機能を低下させてしまうもので、なかでも呼吸機能に悪影響を及ぼします。

・肺腫瘍
発がん性物質を含む粉塵を吸い込み続けることによって、肺に悪性の腫瘍=がんが発生してしまう健康障害です。

・ぜんそく
アレルギー物質を含む粉塵を吸い込むことによる、アレルギー症状の1つです。アレルギー反応には個人差がありますが、重症化すると重い呼吸器症状を発することがあります。

粉塵を空気清浄機で除去

空気に浮遊する粉塵は、人体の防御機能だけでは防ぎきることができません。空気清浄機を用いることで、積極的に粉塵を除去することも健康を守る有効な手段です。

・空気清浄機の役割
空気清浄機の役割は、こもってよどんだ空気をきれいにすることにとどまらず、健康を守る以下の役割も持っています。

1.粉塵・PM2.5など有害物質の除去
2.風邪、インフルエンザなど病気の予防
3.花粉症対策
4.ニオイ(悪臭)対策

・空気清浄機の選び方
空気清浄機とひと口に言っても、その性能や効果には製品によって違いがあります。用途や目的に合う空気清浄機は、どのように選べば良いのでしょうか。

1.物質の除去性能
粉塵など細かな物質の除去能力を備えた、高性能な空気清浄機も選ぶことができます。その際の基準ですが、最近では「PM2.5を除去できるかどうか」で判断されることが一般的です。「PM2.5対応」かどうかを判定する基準は「0.1µmから2.5µmまでの細かな粒子状物質を、約8畳の密閉空間で90分以内に99%除去できること」となっています。

2.空気清浄機自体の静音性
性能の高い空気清浄機を選んでも、動作させるときの音量が大きければ生活や業務に影響があります。常時動作させることを想定し、空気清浄機を選定する際には性能と同時に「音の静かさ」にも留意して選ぶと良いでしょう。

オフィスに空気清浄機を置くならQleanAir FS 30 HEPA

クリーンエア・スカンジナビアでは、オフィスの空気から粉塵を効果的に除去できる空気清浄機もご提供しています。オフィスへの設置におすすめの空気清浄機「QleanAir FS 30 HEPA」の特徴は、以下のとおりです。

・高性能粉塵フィルター
QleanAir FS 30 HEPAでは、欧州フィルター規格「EN1822」の「H14」グレードであるをクリアする HEPA 14フィルターが使われています。手術室のようなきれいな空気が求められる環境においても、細菌・ウイルスのような微量な大気汚染物質を最小限に抑えられます。なおHEPA 14フィルターは「MPPS」と呼ばれる捕集が困難な大きさ0.1µm~0.2µmの粉塵に対しても、99.995%以上の濾過効率を実現しています。また、サイズがMPPSよりも大きい粒子または小さな粒子の場合、さらに高い濾過効率を実現可能です。
パワフルな性能と静かな音量を兼ね備え、オフィスや教育機関、ホテルや医療施設などきれいな空気が求められる室内への設置に最適です。

・長期的な空気の品質保証
QleanAir FS 30 HEPAは高性能なだけでなく、専門家による適切な製品管理で長期にわたって効果的な空気の浄化を約束しています。製品を販売して終わりではなく、長く性能を保証する「サービス」として、クリーンエア・スカンジナビアでは空気清浄機を販売しています。
商品代金に加え設置費用やメンテナンス費用、フィルター交換費用などがサービス料金に含まれ、換気システムを問わず自由に設置が可能です。空気清浄機本体は3P電源ソケットに取り付け可能で、機器の移動も都合に合わせ簡単に行えます。

まとめ

粉塵による健康への悪影響はすぐに現れるものではなく、長く吸引し続けることによってじわじわと顕在化する場合が一般的です。気づかないうちに健康を損なってしまう事態を未然に防ぐためにも、空気清浄機による長期的な粉塵対策をご検討ください。

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